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頭痛は誰もが少なくとも一度は経験したことのある一般的な症状のひとつであり、日常診療でもっともよく遭遇するものです。しかし一概に頭痛といっても、原因はさまざまであり、当然ながら治療法も異なります。
しかし、その診断には困難なことも少なくありません。実際に、長期間頭痛で悩まされている方、治療に難渋している方も、決して少なくはないのが現状です。このような場合には"セカンド・オピニオン"を求めて、時には別の専門医の意見を聞いてみることも必要なこともあります。 症状に合わせて,専門医の診断を一度受けてみることも大切であると考えます。[南東北地区頭痛学会専門医一覧:頭痛学会のホームページより]
しかし、その診断には困難なことも少なくありません。実際に、長期間頭痛で悩まされている方、治療に難渋している方も、決して少なくはないのが現状です。このような場合には"セカンド・オピニオン"を求めて、時には別の専門医の意見を聞いてみることも必要なこともあります。 症状に合わせて,専門医の診断を一度受けてみることも大切であると考えます。[南東北地区頭痛学会専門医一覧:頭痛学会のホームページより]
先ほども述べましたが、頭痛でも、慢性的な頭痛(俗に頭痛もち)では緊急性はありませんが、いきなり突然の激しい頭痛などは“くも膜下出血”を、急な頭痛に意識障害や言語障害・片麻痺を伴う場合には“脳出血”などを考えなければいけません。頭部CTやMRIで異常がない場合でも、稀ながら“脳血管の解離(破れ)”や“静脈洞の血栓症”が隠れている場合もありますから、専門病院での緊急精査の適応です。また、慢性頭痛の方でも、いつもと頭痛のパターンが違う強い頭痛を感じたら後日でも精査を受けた方がいいでしょう。
また、徐々に強くなる頭痛で、視野(見え方の)障害や麻痺が加わってくるようなら“脳腫瘍”などを、風邪のあとに頭痛、高熱、吐き気が強いときには“髄膜炎” “副鼻腔炎”などの精査が必要です。
頭や顔、後頭部やあごの辺りに “ズキーン”と痛みが走る!症状が繰り返し起こる!と言うのは“神経痛”によく見られる症状であり、非常に強い、飛び上がるくらいつらい痛みですが、多くの場合には緊急性はありません。ただし痛くてどうにもならない!と言う場合には、抗てんかん薬などを使って、嵐が過ぎるのを待つようにします。
つずらご(帯状疱疹)も同じような症状になります。
また、徐々に強くなる頭痛で、視野(見え方の)障害や麻痺が加わってくるようなら“脳腫瘍”などを、風邪のあとに頭痛、高熱、吐き気が強いときには“髄膜炎” “副鼻腔炎”などの精査が必要です。
頭や顔、後頭部やあごの辺りに “ズキーン”と痛みが走る!症状が繰り返し起こる!と言うのは“神経痛”によく見られる症状であり、非常に強い、飛び上がるくらいつらい痛みですが、多くの場合には緊急性はありません。ただし痛くてどうにもならない!と言う場合には、抗てんかん薬などを使って、嵐が過ぎるのを待つようにします。
つずらご(帯状疱疹)も同じような症状になります。
慢性頭痛とは、簡単に言えば“頭痛もち”。慢性的に(月の半分~毎日のように)頭痛があったり、繰り返し同じような症状の経過を繰り返したりする頭痛です。
慢性頭痛を持っている人は、人口全体の約4割もいると言われています。ですから自分が頭痛持ちだからって特殊なことでも恥ずかしいことでもないのです。
そこに一般のたまに起こる頭痛や、急性頭痛(急性頭痛のコーナーを参照ください)などを含めるとかなりの数!初めて病院を受診する患者さんの一番多い訴えは、頭痛だといわれています。
それなのに“頭痛は病気じゃない!”って他人からは思われたり“こんな頭痛程度で病院なんて・・・”って思ったりするかたも多いらしく、専門医を受診する方、つまりきちんと診断・治療を受けられている患者さんはほんの一部といわれています。
慢性頭痛のうち一番多いのは、肩こりやストレスからくる“緊張型頭痛”(30-40%)、2番目は心因性頭痛(うつ病やストレス病、自律神経失調など心のアンバランスによるもの;25-35%)、片頭痛(15-20%)とされています。
ちなみに当院の頭痛外来を受診した方の内容(平成21年3月まで)を示すと下図のようになります。これは一般的な数値と違うのでは?と思われるかもしれません。それは頭痛外来では慢性頭痛を専門としているのですが、風邪や髄膜炎、蓄膿症や脳腫瘍のように、慢性というよりは、急に起こった頭痛の方も勘違いされて受診されていることがひとつ。専門外来もまだまだ少なく、頭痛についての情報も少なく、患者さんだって、「頭の症状って言うだけでも心配だし、理解しようもなにも無いよ!」ってのが本音でしょうから(^ ^;
また最近のストレス社会!・・・欧米化の表れか、心因性の要因の強い方も多くなってきていますし、その一部には、自分でストレスの存在をわかっていない方も(+ +)
それと実際には片頭痛と緊張型頭痛や心因性頭痛と片頭痛、全ての要因をもたれている方なども少なくはなく、このような結果になっているのでしょうね。
慢性頭痛を持っている人は、人口全体の約4割もいると言われています。ですから自分が頭痛持ちだからって特殊なことでも恥ずかしいことでもないのです。
そこに一般のたまに起こる頭痛や、急性頭痛(急性頭痛のコーナーを参照ください)などを含めるとかなりの数!初めて病院を受診する患者さんの一番多い訴えは、頭痛だといわれています。
それなのに“頭痛は病気じゃない!”って他人からは思われたり“こんな頭痛程度で病院なんて・・・”って思ったりするかたも多いらしく、専門医を受診する方、つまりきちんと診断・治療を受けられている患者さんはほんの一部といわれています。
慢性頭痛のうち一番多いのは、肩こりやストレスからくる“緊張型頭痛”(30-40%)、2番目は心因性頭痛(うつ病やストレス病、自律神経失調など心のアンバランスによるもの;25-35%)、片頭痛(15-20%)とされています。
ちなみに当院の頭痛外来を受診した方の内容(平成21年3月まで)を示すと下図のようになります。これは一般的な数値と違うのでは?と思われるかもしれません。それは頭痛外来では慢性頭痛を専門としているのですが、風邪や髄膜炎、蓄膿症や脳腫瘍のように、慢性というよりは、急に起こった頭痛の方も勘違いされて受診されていることがひとつ。専門外来もまだまだ少なく、頭痛についての情報も少なく、患者さんだって、「頭の症状って言うだけでも心配だし、理解しようもなにも無いよ!」ってのが本音でしょうから(^ ^;
また最近のストレス社会!・・・欧米化の表れか、心因性の要因の強い方も多くなってきていますし、その一部には、自分でストレスの存在をわかっていない方も(+ +)
それと実際には片頭痛と緊張型頭痛や心因性頭痛と片頭痛、全ての要因をもたれている方なども少なくはなく、このような結果になっているのでしょうね。

2.心因性頭痛とは
①ストレス病やうつ病など精神的要因(疾患)によって引き起こされる頭痛
②何年も同じように続き、朝方に調子が悪く夕方に改善することが多い例も
③精神的要因が強いものの中には,うつ病や身体表現化障害、統合失調症など、精神疾患の専門医による速やかな治療が必要な精神的疾患が含まれており,他の慢性頭痛とは異なった、精神科・心療内科専門医による治療や対応が必要となる
④不眠や四肢の冷感,動悸や,めまいなどの様々な多くの症状を伴うことが多い
→精神科・心療内科専門医へ
②何年も同じように続き、朝方に調子が悪く夕方に改善することが多い例も
③精神的要因が強いものの中には,うつ病や身体表現化障害、統合失調症など、精神疾患の専門医による速やかな治療が必要な精神的疾患が含まれており,他の慢性頭痛とは異なった、精神科・心療内科専門医による治療や対応が必要となる
④不眠や四肢の冷感,動悸や,めまいなどの様々な多くの症状を伴うことが多い
→精神科・心療内科専門医へ
3.片頭痛とは

①月に1回~数回、時々起こる激しい頭痛、数日間続くこともあり
②頭の片側で心臓が脈打つような、かなりひどい痛み
③歩いたり動いたり、階段の昇り降りなどの運動でも痛みが増すため動けない
④吐き気を伴ったり、光や音に敏感になったりすることもしばしば
⑤痛みの前に「前ぶれ(前兆)」を感じることも
(チカチカとしたまぶしい光やギザギザ模様の線が、徐々に視界に現れ始めて、おおよそ5~20分間続いたのち、頭痛が起こる
⑥慢性頭痛患者の約15-20%、女性に多い
⑦初発年齢は10代から20代が多いが、小学生の頃から発症したり、30-40代で発症する例もあり
⑧お酒やチョコレート、チーズなど食事で悪化することが多い

①月に1回~数回、時々起こる激しい頭痛、数日間続くこともあり
②頭の片側で心臓が脈打つような、かなりひどい痛み
③歩いたり動いたり、階段の昇り降りなどの運動でも痛みが増すため動けない
④吐き気を伴ったり、光や音に敏感になったりすることもしばしば
⑤痛みの前に「前ぶれ(前兆)」を感じることも
(チカチカとしたまぶしい光やギザギザ模様の線が、徐々に視界に現れ始めて、おおよそ5~20分間続いたのち、頭痛が起こる
⑥慢性頭痛患者の約15-20%、女性に多い
⑦初発年齢は10代から20代が多いが、小学生の頃から発症したり、30-40代で発症する例もあり
⑧お酒やチョコレート、チーズなど食事で悪化することが多い
※片頭痛を起こしやすい食事
① お酒(特に赤ワインなど)
② チョコレート
③ チーズなどの発酵性乳製品
④ ハム・ソーセージ
⑤ ダイエット甘味料(アスパラギン酸など)、旨み調味料(グルタミン酸など)
※片頭痛の予防になる食事
① コーヒーや紅茶、お茶など(カフェイン入りの飲み物)
② ひじきや海草などマグネシウムを多く含む食品やサプリメント
③ 緑黄色野菜(ビタミンB2を多く含む)など
④ 豆類・豆製品、アーモンド、落花生など
※頭痛を減らすために必要なこと
① 自分の頭痛をメモしてよく自分の症状を知る
② 食事に気をつける
③ 規則正しい生活を
④ 睡眠時間はなるべく一定に、必要なだけ!寝ダメはしない!
⑤ ストレスをためない
⑥ 運動や体操で体の調子、循環を整える
⑦ 節酒、禁煙!

⑨寝不足やストレス、寝すぎでも頭痛が起こることがある① お酒(特に赤ワインなど)
② チョコレート
③ チーズなどの発酵性乳製品
④ ハム・ソーセージ
⑤ ダイエット甘味料(アスパラギン酸など)、旨み調味料(グルタミン酸など)
※片頭痛の予防になる食事
① コーヒーや紅茶、お茶など(カフェイン入りの飲み物)
② ひじきや海草などマグネシウムを多く含む食品やサプリメント
③ 緑黄色野菜(ビタミンB2を多く含む)など
④ 豆類・豆製品、アーモンド、落花生など
※頭痛を減らすために必要なこと
① 自分の頭痛をメモしてよく自分の症状を知る
② 食事に気をつける
③ 規則正しい生活を
④ 睡眠時間はなるべく一定に、必要なだけ!寝ダメはしない!
⑤ ストレスをためない
⑥ 運動や体操で体の調子、循環を整える
⑦ 節酒、禁煙!

4.群発頭痛とは
①男性に多い頭痛
②年に1-2回、寝ているときに、片目がえぐられる様な激しい頭痛で目が覚める
③症状は1-3時間で改善するが、同じ症状が毎日(2週~2ヶ月間)繰り返して起こる
④眼の充血や涙流、鼻水が出ることもしばしば
⑤蓄膿症(副鼻腔炎)と眼の病気(緑内障)などの鑑別も必要
②年に1-2回、寝ているときに、片目がえぐられる様な激しい頭痛で目が覚める
③症状は1-3時間で改善するが、同じ症状が毎日(2週~2ヶ月間)繰り返して起こる
④眼の充血や涙流、鼻水が出ることもしばしば
⑤蓄膿症(副鼻腔炎)と眼の病気(緑内障)などの鑑別も必要
5.神経痛とは
①顔の神経(三叉神経)や後頭部の神経(後神経)の領域にズキン!とした刺されるような激しい痛みが繰り返しておこる
②片側の眼の周囲、おでこのあたり、鼻の辺り、口の周囲に激しい痛みが走る(三叉神経痛)ものと、片側の後頭部に痛みが走る(後頭神経痛)が多い
③脳内に異常のあることはほとんど無いが、念のためくも膜下出血の精査を
②片側の眼の周囲、おでこのあたり、鼻の辺り、口の周囲に激しい痛みが走る(三叉神経痛)ものと、片側の後頭部に痛みが走る(後頭神経痛)が多い
③脳内に異常のあることはほとんど無いが、念のためくも膜下出血の精査を
6.ばかにできない鼻の病気と目の病気!
①副鼻腔炎;普段から臭い鼻水や鼻詰まりは?ひどくなると周囲の目や脳に悪影響を及ぼすこともあり!・・・早目に耳鼻科へ!
②緑内障;眼の霞や視えずらさは?眼の中の圧力が異常にあがって起こる病気。放置すると失明することも!・・・早急に眼科へ!
③その他;貧血やてんかん(内科や神経内科)、脳腫瘍(脳神経外科)、睡眠時無呼吸症候群(耳鼻科や呼吸器内科)などもきちんとした精査と対処が必要です。
②緑内障;眼の霞や視えずらさは?眼の中の圧力が異常にあがって起こる病気。放置すると失明することも!・・・早急に眼科へ!
③その他;貧血やてんかん(内科や神経内科)、脳腫瘍(脳神経外科)、睡眠時無呼吸症候群(耳鼻科や呼吸器内科)などもきちんとした精査と対処が必要です。
7.あまり気にしなくていいもの
意外と血圧が高くて頭が痛いから頭が心配!(><)と救急外来を受診される方が多いですが、①意識障害や言語障害も無く、半身の麻痺も無いもの ②突然いきなりの激しい頭痛(嘔吐を伴うようなもの)ではないもの ③血圧200以下 なら多くの場合問題はありません。
頭が痛かったりめまいがしたりすると往々にして血圧はある程度上がるもの。むしろ血圧が高い?!と慌ててしまって余計に血圧を上げてしまう方が、よっぽど体に悪いと思います(^ ^; また血圧は普段の血圧の方がよっぽど重要です!ご自身の健康維持のためにも、血圧管理はきちんとやってくださいね!(^ ^)
インフルエンザの後や風邪にともなった頭痛はウイルスや細菌をやっつけている過程の症状なのである程度仕方ないものです。しかし高熱が続いたり、頭痛が激しくて吐いたりするようであれば、これは慢性頭痛ではなく髄膜炎や脳炎など、脳神経にウイルスや細菌が入り込んだ重症な病気を考えなければいけません!その際は、頭痛外来を待っているのではなく、昼間なら神経内科を夜間なら救急外来の受診をお勧めします。
頭をぶつけてからしばらく痛い!ってのも手足が動いて話ができれば何の問題もありません(^ ^; ただ高齢者では、何ヶ月かたってから脳の表面に出血することがあります。この際には①ボーっとしてくる ②急にぼけてくる ③言語障害がある ④歩行が不安定になる、歩けない などの症状が典型的です。その際には救急受診をお勧めします!
※ 慢性頭痛の治療の基本は、自分の頭痛を知ることから始まります。症状が続いている方は、“耐え忍ぶ時代”ではありませんから、一度専門医のアドバイスを受け、適切な診断、適切な治療やアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?
頭が痛かったりめまいがしたりすると往々にして血圧はある程度上がるもの。むしろ血圧が高い?!と慌ててしまって余計に血圧を上げてしまう方が、よっぽど体に悪いと思います(^ ^; また血圧は普段の血圧の方がよっぽど重要です!ご自身の健康維持のためにも、血圧管理はきちんとやってくださいね!(^ ^)
インフルエンザの後や風邪にともなった頭痛はウイルスや細菌をやっつけている過程の症状なのである程度仕方ないものです。しかし高熱が続いたり、頭痛が激しくて吐いたりするようであれば、これは慢性頭痛ではなく髄膜炎や脳炎など、脳神経にウイルスや細菌が入り込んだ重症な病気を考えなければいけません!その際は、頭痛外来を待っているのではなく、昼間なら神経内科を夜間なら救急外来の受診をお勧めします。
頭をぶつけてからしばらく痛い!ってのも手足が動いて話ができれば何の問題もありません(^ ^; ただ高齢者では、何ヶ月かたってから脳の表面に出血することがあります。この際には①ボーっとしてくる ②急にぼけてくる ③言語障害がある ④歩行が不安定になる、歩けない などの症状が典型的です。その際には救急受診をお勧めします!
※ 慢性頭痛の治療の基本は、自分の頭痛を知ることから始まります。症状が続いている方は、“耐え忍ぶ時代”ではありませんから、一度専門医のアドバイスを受け、適切な診断、適切な治療やアドバイスを受けてみてはいかがでしょうか?
ついつい頭が痛い、頭がすっきりしない・・・という慢性頭痛の方は、忙しいこともあるかもしれませんが、医者にはかからず市販の痛み止めを毎日のように飲んでいる方がいます。そういう生活を3ヶ月以上続けると、徐々に痛み止めが効かなくなり、内服してもかえって頭が痛くなり、余計に頭痛薬を増やして(使用量を超えてまで)内服してしまう病態を言います。
これは一種の薬物依存(薬物中毒)ですから、専門医にかかって、腹をくくって治療を受ける覚悟が必要です!そのためのアドバイスや協力はきちんとします。
当然、薬は諸刃の刃です。どのお薬でも同じですが、使い方次第では“毒”にもなることを肝に銘じなければいけません。
これは一種の薬物依存(薬物中毒)ですから、専門医にかかって、腹をくくって治療を受ける覚悟が必要です!そのためのアドバイスや協力はきちんとします。
当然、薬は諸刃の刃です。どのお薬でも同じですが、使い方次第では“毒”にもなることを肝に銘じなければいけません。















